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インフルエンザワクチンはいつ頃接種するのが良いのか?

[2025.09.10]

10月に入ると当院でもインフルエンザワクチンの接種が始まります。

よく患者さんに「いつ打つのがいいの?」と質問を受けます。今回は、インフルエンザワクチンはいつ頃接種するのが良いのか、書いていきたいと思います。

いつ頃接種するか考えるうえで大事なことは、①インフルエンザワクチンはどれくらい効果が持続するのか、②インフルエンザが流行するのはいつなのか、の2点かと思います。

 

①インフルエンザワクチンはどれくらい効果が持続するのか

一般的にインフルエンザワクチンの効果は、接種後2週間から出現して1ヶ月頃にピークとなり、5ヶ月後まであると言われています。ただし、1ヶ月後のピークを境に徐々に効果は減弱すると言われています。実際に、ある研究ではワクチン接種から時間経過による有効性の低下(接種後14-60日で有効率54%、120日超で有効率18%)が報告されています。(J Infect Dis. 2025 Apr 8)

この結果を元に考えると4ヶ月以上経つとだいぶ効果が下がると認識した方が良さそうですね。

②インフルエンザが流行するのはいつなのか

新型コロナウイルスが流行するようになってから、インフルエンザの流行時期も年によって様々となり、なかなか予測がつかない部分がありますが、通常は12月−3月が流行時期となっています。下のグラフ(埼玉県ホームページより抜粋)のように、昨年は12月−1月が非常に多かったですね。

 

上記をふまえると、少なくとも12月には効果が出るようにしたいですね。また、3月くらいまである程度効果が見込めるといいでしょう。4ヶ月効果を見込めると考えると、11月中に打つのがベストですかね。ただし、体調不良があると打てなかったりするので10月下旬くらいから打てるタイミングで打つのが良いのではないでしょうか。

                                         

                           文責 今永 

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