ブログをはじめました!〜当院の診療体制について〜
当院の様子をみなさまに知っていただき身近に感じていただくため、また有用な医療情報をお伝えするために、診療所スタッフによるブログを開始しました。
初回の今回は当院の診療体制についてお知らせしたいと思います。
医師は常勤医師2名(外山院長、今永)、非常勤医師2名です。(2024年2月現在)
これらの医師で外来、訪問診療、施設診療を行っています。
外来日でない常勤医師は、朝から訪問診療や施設診療に出かけています。外来日は午前中外来をした後に午後から訪問診療に出かけます。非常勤医師は訪問診療のみ行っています。
当院では訪問診療と施設診療に関しては「グループ診療」という形をとっています。
「グループ診療」って何だろう?という方も多いと思います。
「グループ診療」は「複数医師体制で患者さんを診療する体制」のことです。グループ診療にも様々な形がありますが、当院では主治医を決めずに複数の医師が主治医として関わっています。(外来は基本的に主治医制です)
当院のような診療の仕方は一般的にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょう?
メリット・・・複数の医師の視点やチェックが入る。主治医でないと患者さんの様子がわからないということがない。
デメリット・・・医師によって言うことが変わる。患者さんの情報が部分的になる危険がある。
当院ではこのデメリットの部分を極力少なくするために、毎日医師同士でカンファレンスを行って、患者さんの情報を共有したり、治療方針について相談したりしています。
まだまだ日本では馴染みが薄いかもしれませんが、欧米の診療所ではグループ診療が主体の国も多く、また厚労省もグループ診療を推進しています。
今後も、よりよりグループ診療を模索しながら診療に努めていきたいと思います!
次回は、当院の医師以外の職種がどのような業務を行っているのか紹介したいと思います。
文責:今永