長崎
[2025.06.19]
院長の外山です。
先日、日本在宅医療連合学会に出席するため、十数年ぶりに長崎を訪れました。
長崎は私が医学を学んだ地であり、第二の故郷とも言える思い出深い街です。大規模な再開発を経た長崎駅周辺の変容ぶりには大変驚かされましたが、一方で、年を経ても変わらず残る馴染みの景色や、友人たちの顔には、懐かしい心の安らぎを覚えました。
およそ200年前、長崎に西洋医学を伝えたフォン=シーボルトの邸宅跡には、彼が愛したあじさいが小雨に打たれながら静かに咲いていました。